孫ブルーの意味とは?解消するためにはどうしたらいい?祖父母が陥る憂鬱

最近できた言葉で「孫ブルー(まごぶるー)」という言葉をご存知でしょうか?

 

私は初めて知った時、「ソンブルー?」と呼んでしまいました(笑)
「孫悟空」に関係した略語なのかなと思って・・・。

 

そんな新しい言葉「孫ブルー」どんな意味なんでしょう?

 

孫ブルーとは?どんな意味?

 

 

孫ブルーとは、妊婦さんが出産前に陥る「マタニティブルー」と似ている言葉で、

産まれてくる孫に対して、本来ならば対面できる事が楽しみでたまらないはずなのに、
「不安」や「憂鬱」な気持ちが生まれてくる現象のことを言います。

 

書籍「子や孫にしばられない生き方」を書いた河村都さんが名付けたそうです。

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祖父母が孫を預かるときの気持ち

現代では、共働き世帯が当たり前となり、祖父母が子育てに協力することが多くありますよね。

 

子どもが熱を出しても、仕事が休めないがために、おじいちゃんおばあちゃんが病院に連れてきている姿を多々見かけます。

今は夏休みなので、小学生の子供と祖父母が一緒にお出かけしている姿もよく見かけます。

 

「少しだけなら預かってもいいけれど、毎日面倒を見るのはうんざり。」

 

「やっと自分の子育てがひと段落して、これから自分の生活を謳歌したいと思っていたのに。」

 

このように思ってしまい、かわいい孫がかわいく思えないことがあるようです。

 

年齢的に体力が落ちているということもあり、1日中孫の面倒を見るのは精神的にも体力的にもつらいものがあります。

 

 

そんな思いがあるにもかかわらず、頼まれたらなかなか断ることができない方が多いそうです。

「自分の子供たちの手助けをしてあげたい」という気持ちもあるために複雑な心境なんでしょう。

 

それに一度断ってしまうと、会いに来る回数が減ってしまうかもしれないと思う方もいると思います。

 




 

孫ブルーにならないための対策

 

 

 

本の著者である河村都さんも孫が産まれる当時、「孫ブルー」になってしまったそうです。

看護婦さんに「おばあちゃん」と呼ばれ、「私は都という名前があります!」と言ってしまったんだとか。

 

 

彼女は孫ブルーにならないためには、たとえ血のつながった親子だとしても、きちんとしたルールを作っておくことが大切だと言っています。

 

 

例えば・・・。

 

むやみやたらに孫を連れてこないように、必ず予定や都合を聞くように言う。

 

3時間まで、17時まで等、預かる時間を決めておく。等

 

明確なルールを決めるようにしておきましょう。

 

身内だからといって、適当にしてしまうと自分の生活リズムが崩れていき疲れてしまいます。

自分ができることと、できないことを明確に子供夫婦に伝えておくことが大切なんですね。

 

 

孫ブルーになってしまったら・・・?

 

せっかくかわいい孫の顔が見られるというのに、気分が落ち込んでしまう。
こんなことになったら悲しいですよね。

 

もし孫ブルーになってしまったら、息子・娘夫婦と少し距離を置いてみましょう。
河村さんも、適度な距離感を保つことが大切だといっています。

 

親子できちんとコミュニケーションがとれていれば、必ずわかってもらえます。
キチンと断る勇気も必要です。

 

また、体力的な老いについても、正しく伝えておくことが大切です。

 

子どもを祖父母に預ける親側として

 

祖父母なんだから、孫を見てもらえて当たり前!と思って預ける方も少なくないようです。
そんなことは決してありません。

子供は親がメインとなって育てるもので、サポートを祖父母や身内に頼むものだということを忘れないようにしましょう。

 

上から目線で言われていい気がする人はいません。

預けるときは、「お願いします。」という気持ちを忘れないようにしたいですね!

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